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水中カメラマンはらだま、八幡野の海へ |
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第11回 「ワイドのコツは」 |
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水温があまり下がらないのに、透明度は良くなってきているという嬉しい海況ですね。
それでいて冬の生物・ウミウシも増えて来ていて小物好きの方にも楽しい季節ですね。
ジ?ッと生物観察することも多いでしょうから、防寒をしっかりしてダイビングを楽しんでください。
さて、何度かフォトセミナーを開催させていただいて感じるのが、ワイドは難しい、ということ。
確かにワイドはマクロより難しいと思います。
構図やライティングなどマクロ以上に考える点が多く、
ちょっとした変化で写真の感じが大きく変わります。
ワイドのコツを僕なりに考えて、ひとことで言うと「被写体に寄る」です。
ワイドレンズというものは、被写体に寄っても周りが写せる特徴を持ったレンズです。
マクロレンズであれば、寄っていけば周りは写らなくなってしまいますが、
ワイドレンズは周辺の環境まで写し込めるので面白い構図を切り取ることができます。
広い風景を写し込んだり、群れを撮るのに便利なワイドレンズですが、
メインになる被写体まで遠くに置いてしまうと、小さくしか写りません。
ですから、被写体にはググッと寄って、ワイドでバシッと撮る訳です。
(なんだかわかりませんが…)
で、写真はカスザメです。今言ったように、ワイドレンズで被写体にググッと寄って、
画面内に大きく写し込み、なおかつ周りの環境も入れ込むわけです。
もちろんこの時はストロボの角度を注意して、タテヨコ位置と撮りましたが、
これが落ち着いてるかな、と思った一枚です。
※画像をクリックすると大きく表示されます
機材&撮影データ
NikonD200+フィッシュアイ10.5ミリ
SEA&SEA DX-200+オプティカルドームポート
YS-90×2灯
F6.7 絞り優先オート ISO200 WBオート |
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