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水中カメラマンはらだま、八幡野の海へ |
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第12回 「2灯いる?」 |
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水温が下がり、ウミウシもかなり見つかっているようで、
川崎くんがコーフンするようすが目に浮かびます。
僕も今月末のフォトセミナーが伊豆での初潜り。
今年一年怪我、事故なく楽しく潜れますように。
八幡野で見かけたら声かけてくださいね?。
さて、最近のコンパクトデジカメの性能の向上はホントビックリしますね。日本
の技術力には目を見張るものがあります。
あっという間に型落ちの機種になってしまうのはなんとも寂しい限りですが…。
ただ、そんなコンパクトデジカメにもやはり限界があります。
一番顕著なのがライティング。
内蔵ストロボだけでは難しいシチュエーションもでてきますね。
そうなると欲しくなるのが、外部ストロボ。
内蔵ストロボに連動して光ってくれるやつです。
光量調整など難しい面もありますが、使用すると格段に写真が変化します。
ただ、それにともなってライティングの難しさがあるのも事実。
ま、そこがまた面白いんですけどね。
なかにはストロボを二つ、いわゆる2灯ライティングの方もいます。
コンパクトデジカメがグングン大きくなってしまうなぁ…
と思うときもありますが、なぜスロロボが二つも必要なのでしょうか?
一つは、光の当たらないところをなくすため。
これは主にワイドレンズを使ったときに起こることですが、
レンズの写る範囲(画角)よりもストロボの光が当たる範囲(照射角)が
狭いと画面上でスポットライトのようになってしまいます。
それを解消するために2灯を使用して光の当たるムラをなくすということがあります。
もう一つは影を柔らかくする、という効果があります。
実際に写真を見て下さい。
※画像をクリックすると大きく表示されます
最初のが左ななめ上からストロボを1灯あてたもの。
エソの右側から光が当たっているので、左側が影になっていますね。
ではこちらが2枚目の写真。
※画像をクリックすると大きく表示されます
左に出ている影を薄く(なくすのではなく薄くするんです)するためにもう一つ、
今度はカメラの右上からストロボを追加しました。
いかがでしょうか?左側も影にならず写っていますよね。
これが2灯ライティングの効果です。
ただ、先程書いたように、影を「なくす」のではなく、「薄くする」わけで、
光を当てればどこかに影は出ます。
じゃあ、その影を薄くするのにまたもう一つストロボ足して、
3灯目のストロボの影を薄くするのの4灯目を足して…とキリがありません。
影も立体感を出すのには大切な要素。
なんでもかんでも2灯がいい、と言わず、まずは基本の1灯からいかがでしょう?コ位置と撮りましたが、
これが落ち着いてるかな、と思った一枚です。
ニコンD200+マイクロニッコール60ミリ
SEA&SEADX-200+YS-90×2灯(一枚目は1灯のみ)
f7.1 絞り優先オート ISO感度200 ホワイトバランス オート |
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